発達の基礎知識

発達のメカニズム

『生理的早産』『子宮外胎児期』

 人間は『生理的早産』といって、

生物的には未熟な状態
生まれてきます。
生後1年間は『子宮外胎児期』といって、
自立して行動できるようになるまでの
成長期です。

誕生前からある本能 と 誕生後に整う理性

『生理的早産』であっても、

生命を維持するための『本能』

ある程度、機能しています。

 

『子宮外胎児期』に整う理性の部分は、

その時期にあった

動作・しぐさを繰り返すことで、

発達していきます。

発達の法則

発達にはある一定の法則があります。

 

◎発達の順序性

発達はある一定の

決まった順序で発達していきます。

前の発達が完了することで、

次の発達へ進みます。

 

◎上から下へ

発達

脳と体の情報の往復で進みます。

ですから、

脳に近い部分の方が先に発達しやすくなります。

 

◎中枢部から末端部へ

中枢神経に近い部分の方が先に育ち

指や足などの末端は後で育つようになります。 

発達と動作・しぐさの関係

入ってきた情報

脳で分析し、

対応する行動を選びます。

 

行動までの流れが定着すると、

1つの発達が完了します。

発達の栄養 感覚とは?

視覚聴覚嗅覚味覚触覚

 

発達ではこの五感も大切ですが、

もっと重要になるのが、

基礎感覚です。

 

固有感覚前庭感覚触覚(五感と重複)


発達の時系列

胎児期新生児期・・・と

その時期に習得する発達があります。

他の発達にも関りがあるので、

総合的にバランスよく発達することが

大切になります。