野生動物は、
出産から数時間後には、
自分の足で立ち、
自分から母乳を飲みに行きます。
人間は『生理的早産』といって、
生物的には未熟な状態で
生まれてきます。
◎脳が巨大化したこと。
◎2足歩行で産道が狭いこと。
胎児が完全に成長するまで待つと、
出産が難しくなるそうです。
ですから人間は、
自分では何もできない
未熟な状態で生まれてきます。
生後1年間は『子宮外胎児期』といって、
自立して行動できるようになるまでの
成長期です。
体の内外から刺激を受け取り、
大脳皮質で情報を処理し、
行動に移す。
これらを繰り返す事で、
『発達』
つまり、
その場に合った行動が
できるようになります。