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多動と足底把握反射

「じっとして」

 「落ちついて」

 声かけが届かない時は、

 足の裏と床をチェックしてみてください。

 

 ・足の指が丸まっている。

 ・足の裏が床にしっかりつかず、どこかが浮いている。

 ・歩き方がふわふわしている。

 (足が着地すると、すぐに動いてしまう)

  

多動の理由はいろいろありますが、

 上記のことが当てはまる場合は、

 『足底把握反射』が関係しています。

 

 『足底把握反射』は、

 『靴や靴下を履きたがらない・脱ぎたがるのはなぜ?』

 でもご紹介した原始反射です。

  

では、なぜこの原始反射が残っていると、多動になるのか?

 ・足の指が丸まっているため、安定した姿勢保持が難しい。

 ・足の裏に床がつくという刺激が起こるたびに、自分の意思とは関係なく反射的に動いてしまう。

 ・足の裏が未発達なため、床や地面をしっかりとらえる・踏ん張ることが難しい。

 

 原始反射は刺激が脳に届くということを繰り返し、発達が進むと消失します。

 発達のリトライですね。