保育士さん対象の講座も3回目を迎えました。
興味を持っていただけるのは、
ありがたいことです。
今回のテーマは
『首がすわるためには』
です。
発達に困り感を抱えている方の多くは、
首のすわりに課題を残しています。
それは、
首のすわり
=
頭部を倒れないように固定する
として育ってきているからです。
私も勉強するまでは知りませんでしたし、
多くの方も『倒れないように固定している』と思います。
本当の意味での首のすわりは、
・頭部が倒れず自力で保持できる
・安定して頭を動かせるようになる状態
です。
『固定』と『倒れないように保持できる』は、
違うのです。
また、首のすわりに課題を残していると、
いろいろな生活のしにくさが出ていきます。
・物を失くしやすい
・信号が変わっても気がつかない
・横や後ろから呼ばれると気づきにくい
・車が近づいても気づきにくい
・エスカレーターなどを怖がる
など・・・
首がすわっていないと、
視覚・聴覚など他の発達にも影響が出てきます。
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写真は首のすわりにも関わってくる
『視野』について体験しています。
みなさんも実際にやってみてください。
正面の手は指の1本1本がはっきり見えますが、
横の手は何となく見えるだけで、鮮明には見えません。
だから、はっきり物を見たい時、
そちらの方を向くのです。
首のすわり(首の筋肉)と視野の発達は、
関わり合いながら発達しています。
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相模原市古淵で行われている、
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