発達支援講座 『もっと知ろう まだ伸びる 子どもの発達』 『注視・追視』を 行いました。 『注視』『追視』は、 視覚の発達の原点になるので、 とても重要です。 そして、 視覚は感覚入力の8割をしめる と言われています。 ですから、 視覚の発達が、その後の 体の発達 性格 行動などに 影響することもあります。 表に現れている現象は、...
保育士さん対象の講座も3回目を迎えました。 興味を持っていただけるのは、 ありがたいことです。 今回のテーマは 『首がすわるためには』 です。 発達に困り感を抱えている方の多くは、 首のすわりに課題を残しています。 それは、 首のすわり = 頭部を倒れないように固定する として育ってきているからです。 私も勉強するまでは知りませんでしたし、...
見なくても 声をかけられたらそちらを振り向く。 後ろから車が来るのがわかる。 すぐには来ないな。遠いな。 なぜ、分かるのでしょう? それは耳が2つあり、 顔の左右についているからです。 当たり前? そうですね。 顔の左右に耳があることで、 ほんの僅かですが、 音が耳に到達する時間が違います。 音の大きさも違います。 それらの情報を...
信号が変わったり 車が近づいても気がつかない… だんだん1人歩きできるようになると、 心配ですよね… いくら「よく見て」といい聞かせても、 なかなか変わらない。 「いつか事故にあうのでは?」 とご心配ですよね? そんな時は、 視覚のチェックをしてみてください。 視界の外から、 音を立てずに、 ゆっくり手やおもちゃを近づけてください。...
発達支援講座 『もっと知ろう まだ伸びる 子どもの発達』 第2回目の講座 『初めての感覚・筋肉の役割』(新生児期) を行いました。 胎児期にも感覚の入力はありますが、 ほとんどが母体を通した受動的な感覚です。 新生児期以降は、 原始反射を利用しながら 感覚を入力することで、 『能動的』に動いたり感覚を入力することが できるようになります。
発達に必要な感覚とは? 『感覚』というと、すぐに思いつくのは、 『五感』ではないでしょうか? 視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚 感覚の発達では、『五感』も大切ですが、 もっと重要になるのが、 『基礎感覚』です。 固有感覚、前庭感覚、触覚(五感と重複) 基礎感覚と五感が育つことで、 脳が 自分自身について 自分と外との境界線...